遂に成人しました、振袖姿を天国から見ててくれたでしょうか

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おじいちゃん、おばあちゃんへ

私事ですが、2020年令和最初の成人式を迎える事が出来ました。
ここまで大切に育ててくれた両親、仲良くしてくれた友人、時には叱ってくれた先生方には感謝しかないです。特に私は、今は亡き2人のおじいちゃんと1人のおばあちゃんに感謝を伝えたいです。
じーじ、ばーば!お久しぶりです。じーじと別れて6年目、ばーばと別れて7ヶ月が経ちました。生まれた時からたっくさん遊んでくれてありがとうございました。あれ買ってこれ買ってと両親に買ってもらえないものをなんでもねだって、泊まりに行っては朝早く起きて夜遅くまで騒いですみませんでした。おじいちゃんとお散歩に行ったり、おばあちゃんとこっそりデパートのデザートを食べたり、沢山可愛がってくれてありがとう。まだまだ未熟な私ですが、遂に今年成人式を迎えました。おばあちゃんが治療が辛くてもう死にたいと言った時、でも私はあんたの振袖姿見るんだからと言ってくれた事を思い出しました。おばあちゃんが生きてる間に前撮りすら間に合わなかったけど、天国から私の振袖姿見ててくれましたか?紫だよ?赤じゃないよ?未だにおじいちゃんとおばあちゃんに甘えたくなる日が沢山あります。もう私のスポンサーは居ません。後ろを振り返って背中を押してくれる人が居なくなる事がどれだけ辛いか。もう私の人生前にしか人はいなくなってしまいました。これからも強く優しく逞しくあなたたちの分まで生きて行きます。20年間ありがとう。
そして、2人目のおじいちゃん。
私はあなたに会ったことがありません。お母さんが高校生の時に癌で亡くなってしまったそうですね。厳しいけど優しかったと聞いて一度でいいから会いたいです。あなたに会えないまま私は成人式を迎えました。私は死のワードが苦手なので最期を看取るくらいなら会わなくていいと幼い頃は思っていましたが、生まれた時から1人おじいちゃんおばあちゃんが少ないのはやっぱり悲しいです。次に会えるのは天国ですね。私は約束があるので100歳までは生きます。後、80年後!(笑)後私に残されたのは貴方の妻のおばあちゃんだけです。おばあちゃんはいつも強気だけど、絶対におじいちゃんが居なくて寂しくどこかで思っています。たまには出てきてあげてくださいね。
天国のおじいちゃんおばあちゃん、私は20歳になりました。これからも、辛くなったら貴方たちを思い出しながらこの世で貴方たちが生きられなかった今日を生きていきます。
またね。

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