支えてくれてありがとう

お母さんへ

高校卒業まではとにかく厳しく、私の態度や行動、発言ひとつひとつに指摘の毎日で当時は鬱陶しいとさえ思い、反抗的な態度ばかりとっていました。
昔のことを振り返って思い出すと、つくづく嫌な娘だったなぁと今すごく反省してます。
大学進学と同時に家を出て一人暮らしを始めてからは、遠方ということもあってなかなか顔を見せに帰ることも少なく、連絡もあまりできずごめんね。
私の体を心配して、野菜や果物たくさん送ってくれたね。すごくありがたかったです。
そんな私も今では2人の男の子の母親となりました。
2年前、長男の出産時には里帰りさせてもらって、でもまた私の精神的な不安も重なり妊娠後期、出産直前は酷いこと言って悲しませてしまって、毎日毎日泣いて過ごし心配もかけてしまってほんとに、ほんとにごめんなさい。
出産当日まで顔合わせられなくて、こんなわがまま娘でどれだけ親不孝ものだったか。
いよいよ陣痛が来た時、お母さんにそばにいて欲しいと、助産師さんに頼んだら、直ぐに駆けつけてくれて、意識もあろうとする中、5時間以上立ちっぱなしで苦しむ私の背中をさすってくれて無事に長男を出産することができました。
次男の出産の時も思いがけず1ヶ月早くお腹が痛くなり、助けを求めて電話したら、直ぐに病院に行きなさいと、アドバイスくれたおかげでパニックの私を落ち着かせてくれてありがとう。
今家族に囲まれて幸せに暮らせているのは厳しく育ててくれて、つらい時はそばにいてくれ、助けてくれたお母さんのおかげです。
重い病気にかかってもつらい顔一つ見せず、長くつらい闘病生活に耐え切って治してしまったお母さんに脱帽です。
また、孫たち見せに帰るから、ずっと長生きしてね。

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