元気でいてね

母親へ

私はよく母親と衝突をしていました。それは多分、同じような性格だからなんでしょうね。言いたいことが、私と同じなのでそのことがわかり、なんとなくイライラすることがありました。

学生の時には、お母さんなんていらないといったこともありました。どうしてそんなことをいったのか、全く理解できません。しかしそんなふうに、自分で理解できないことをつい言ってしまうことがあるんですね。

そして就職をしてからも、母親に対して常に厳しくいろいろなことを注意していました。少しのことでも腹が立ち、多分仕事のストレスを母親にそのまま当たっていたのだと思うのです。

そんな私でしたが、だんだんと母親の苦労や私に対して何も言わなかった優しさなどを理解できるようになっています。こんなに遅く理解できても、あとは少ししか一緒にいることができないかもしれません。

結婚をして、離れているとますます親孝行をすることがなくなりました。

お母さん、今までいろいろなことを言って苦しめてきてごめんなさい。

これからは、親孝行をしたいです。

だから、長生きしてね。

育ててくれてありがとう。

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