涙が出るくらい嬉しかった

友達へ

改まって言うのは恥ずかしいけれど、普段から悩みを聞いてくれてありがとう。
もう君とはかれこれ１０年くらいの付き合いになりますね。

私が、あるとき、仕事がうまくいかないことで悩んでいて、自分なんて価値がないんじゃないか、と落ち込んでいたときのこと。
仕事がちゃんとできない、うまくできないと悩む私に対して、君が言ってくれた一言に救われました。

楽してうまくやる方法だってあるかもしれないけど、いつだって正面から物事にぶつかって試行錯誤してるあなたはかっこいいよ、そんなあなたは私の誇りだよ、と。

いい大人が、思わず声をあげて泣いてしまった。
あの一言で私は本当に救われたと思っているよ。

自分なんて、と思わなくたっていいんだ、と思わせてくれる存在がいることに、とても勇気づけられた。
もう少しだけ頑張ってみよう、と思えた。

もし君が落ち込むことがあったときには、私が今度は励ましたいなと思ってる。
長いこと会えていないけれど、遠くで支えてくれる君の存在は私にとっての宝物だよ。

こんなに友達関係が長く続くのも、私にしては珍しいことで、本当に知り合えてよかったなと思ってる。

私の友達でいてくれてありがとう。
そして、これからもよろしくね。

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