大好きなお母さん、元気でいてくれてありがとう。

お母さんへ

いつも精神的に病気がちなお母さんが
毎日元気でいてくれて、心からうれしいです。

私が４歳の時にお父さんが亡くなってから、
ずっと母娘二人で暮らしてきたね。
お母さんは39歳で私を産んだから、友だちのママより
年上で見た目が老けていて、それが周りに恥ずかしくてたまりませんでした。

「白髪を染めて」と何度もお願いして、美容院でいつもきれいに染めてくれてたね。

私が14歳の時に、お母さんがうつ病になって、母娘の関係性が不安定で危うくなっていくのを、思春期の私はどうすることもできませんでした。
とても身勝手で親不孝だった当時のことを、今も時々思い出します。

生きる気力を失ったお母さんを、私は不憫な目で見ていました。弱ったお母さんを八つ当たりしたり突き放したり・・・
バカで世間知らずの17歳の私は、病気のお母さんに「寄り添う」ことができませんでした。

それでも私たちは、おばちゃんや愛情深いサポーターさん方のおかげで生き抜くことができたね。
そしてまた、まるで姉妹のように仲良しの母娘に戻ることができたね。

成人し、社会人になった今の私は、心配性で大真面目で、いつも愛情深いお母さんのすべてを受け入れる強さを女性に成長できました。

物理的に離れているけれど、いつまでも支えあっていこうね。
元気になってくれて、本当に本当に、ありがとう。
大好きだよ。

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