優しさに包んでくれて、ありがとう。

優しい先輩ありがとう。

当時私は仕事を探していました。複数の会社に履歴書を送ったり、面接を重ねる日々でした。最初はすぐに決まるだろうとのんきに構えていたのですが、現実は厳しく、あっさりと書類選考で落とされることが積み重なっていきました。

気持ちを切り替えようとしてもなかなか上手くいかず、ある日の晩かなり落ち込んでしまいました。その日は週に２回のサークルの晩、みんなに落ち込む顔を見せるのも悪くて、笑顔を見せつつ、たわいもない会話をしながら後ろの方に席をとりました。

そんな私の姿に気づいたのか、先輩がさっと近づいて来てくれました。そして優しく手を握り「焦ってない？焦らなくていいんだよ。気持ちはわかるから。大丈夫、大丈夫」と何度も優しい言葉をかけてくださいました。

何か言葉を発したら泣いてしまいそうだったので、ただただ「ありがとうございます」としか言えなかった私です。最後にギュッと抱きしめてくださった先輩の優しさ忘れません。もっとちゃんと涙を流してもいいから先輩にありがとうの気持ちを伝えられればよかった…と、反省してます。

先輩のおかげで次の日から、また気持ちを入れ替えて仕事探し頑張れました。私の何気ない表情、仕草を敏感に感じとってくれた先輩の優しさ忘れられません。本当にありがとうございます。

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