色々と教えてくれてありがとう

主人の叔母さんへ

主人と結婚した後、彼の仕事の関係で彼の故郷に移りました。そしてその後、主人の仕事が無くなってしまったので、次の仕事が決まるまでの間（二カ月ほど）、主人の叔母さんと叔父さんの家に居候させて貰いました。

主人は複雑な家庭環境で育ったため、実の両親の代わりにその叔母さんと叔父さんが育ててくれたようですから、主人にとっては両親のような存在でした。でも主人と結婚する前には会ったことが無かったので、その時に初めてその叔母さんと叔父さんに会いました。

そんな二人の家に急に居候することになって、私は緊張していましたが、優しく接してくれました。特に叔母さんは主人が小さい時の話を色々と聞かせてくれたり、主人が好きな料理を教えてくれました。

そして主人の新しい仕事が決まった後は、その家を出てそこから数時間の場所に引っ越しましたが、定期的に叔母さんと叔父さんに会いに行きました。残念ながら、その後に叔母さんは病気で亡くなってしまいました。

主人の叔母さん、あなたは私達があなたの家に居候して居た時、主人のことを色々と話してくれたり、主人が好きな料理などを教えてくれましたよね。それはとても嬉しいことで感謝しています。

そしてあなたが天国に逝ってしまって残念です。もしあなたが生きていたらもっと話したかったことや、聞きたかったことがあるのにと思います。でもあなたに出会うことが出来たことには感謝しています。そして主人を親代わりに育ててくれてありがとう。

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