- 08 両親・家族へのありがとう
- 2019.06.13
いつもありがとうございます
妻へ
私と妻は 決して相性がよい夫婦ではないと思います。結婚して20年今まで何度も何度も喧嘩して、その度に軽い意味での意地の張り合いで離婚するなどの言い合いになり、年月を重ねるにつれ私自身 ここまでやってこれたことを少しずつですが感謝するようになりました。
それでも 一度だけ そんな事を自分が気が付き始めた矢先 口だけない本当の妻の決断として離婚を言い渡されました。
私自身は 離婚はしたくないと自分の意志だけは伝えました そして家の中でご飯は別々に買ってきて そのまま炊事洗濯は別々になりました。
その時 私自身は完全に孤独を知りました 同時に 人同士が散々 苦労をともにしてたどり着いた結論がこんなものなのかと思うと虚しさも感じた時期でした。
そういった事もあり 仕事以外の全ての時間を私自身が一人で過ごすようになり 家にも帰りたくないのでなるべく外へでかけるようになり2.3か月がたち 毎日 私自身 寂しい生活を送っていました。
ある時のことですが 私は車を運転して一人で休日を何処へ行こうか考えているうちに 孤独感に包まれ 同時に自分とゆう人間が孤独を一番嫌っていて 孤独にだけはなりたくない事を突然強く感じている事に気が付きました。
その日は そのまま ある庭園を一人で観光していて秋の紅葉がとても綺麗で同時に私は妻とこの綺麗な景色を共有したいと強く感じました。
私が生きていくうえで全ての原点において人と感じた事を共有する事が一時の幻想かもしれませんが自分の幸せの原点だとハッキリわかり そのまま妻と家に帰って全て感じたことを話しました。
その日 家に帰った時 妻もまた一人で まだ早い時間なのに布団に入って寝ていました。そのまま二人で出かけて話をしました。
自分が感じていた感謝の気持ちは言葉にして態度や返事でハッキリ言わないと伝わらない事もこの時初めて知りました。
お互いがどう思っているかどうかは 伝え合う行為をしないと幻想のまま独り歩きしてしまうもののようです。
今も喧嘩は時々しますが バックボーンとして罵り合いはしません。お互いが感情を共有して生活している中でも単なる意見の食い違いが出てきて当然です。
疲れた時 文句も言いたくなるのは当然ですから・・・。
次の日にはいってらっしゃい・お帰りなさい・お疲れ様・ありがとう を一言言えれば 全部流れてしまいます。
妻の仕事の遅い日は自分が料理を作ったり なるべく フォローしあう様になりました。
今は 妻には 絶対に自分より早く死なないでと伝えてあります。
私自身がとても弱い人間だとよくわかっているからです。
-
前の記事
お空の我が子と隣で眠る我が子 2019.06.13
-
次の記事
自己破産した雑貨屋を復活させてくれてありがとう 2019.06.13