生活を楽しくしてくれてありがとう

幼稚園が一緒だったママ友へ

長女が2歳の頃、主人の転勤が決まりそのころ住んでいた街から300㎞ほど離れた街に引っ越すことになりました。
私の実家が近くなり嬉しい気持ちもありましたが、それまでにできたママ友や職場の友達とはなかなか会うことが難しくなってしまうのでとても寂しく、悲しくなりました。

転勤先に知り合いや友達はおらず、また一から交友関係を築いていかなければなりませんでしたが、引っ越し先の住居で騒音や駐車場、マナーなどあらゆる事で理不尽なクレームを言われてしまい、友人をつくるどころか少し人間不信になってしまいました。
さらなる引っ越しも考えましたが、入ったばかりだったことや法人契約だったので簡単に出ることはできませんでした。

そんなこともあり、住居にいる時間が苦痛だったので、長女を連れて近くの公園へよく出かけるようになりました。
あまり利用する人の少ない公園ですが、2回ほど長女と同級生の女の子を連れたお母さんと会う機会がありました。
そのお母さんは、優しそうでほんわかした上品な雰囲気がとても素敵で、不信感を抱かずに気軽に話をすることができました。

その後、長女の幼稚園が決まり入園してみると、なんと公園で会った優しそうなお母さんも来ていたのです。
お互いびっくりして、笑いあいました。

そこから生活が好転しました。
そのお母さんの他にもママ友が2人でき、よく4人でご飯を食べたり時には旦那さん方に協力してもらって飲みに行くこともありました。
信頼できる人ができたことで気持ちが強くなり、住居で起きていることが何だかとても小さなことに思えました。
それからは、堂々と家で生活できるようになりました。

その後、また転勤になりその街を離れてしまいましたが、優しいお母さんとは時々会うことがあり今でも心の支えになっています。
出会えたこと、そして私と仲良くしてくれたことにとても感謝しています。

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