いつも支えてくれてありがとう

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近所の皆さんへ

私は、周りに山や畑しかない過疎化の地域に住んでいました。部落の件数は12件程度で、ご高齢の方ばかりです。

私の小学校では徒歩通学だったため、いつも畑や田んぼの農作業をするため外に出ておられた皆さんが見守り隊のように声をかけてくださっていました。中学生になってからはバス通学だったため、会話数は減ったものの孫のように心配をしてくださっていました。

私は県外の大学に行くため、4年間家を離れることになりましたが、就職のため県内に住むことになりました。実家には住まないため、週に一度実家に行く形となりましたが、皆さん大変喜んでくださいました。一緒に農作業をしたり、一緒に焼肉パーティーをしたりと、学生の頃あまりできなかったことを少しするようになりました。

小学生の頃は皆さんとても元気でしたが、やはり10年もの時が経つと、お亡くなりになる方や具合が悪くなって施設入所される方もちらほらと出てきており、さらには家を継ぐため息子さんが帰ってこられるなど、私が出ている間にたくさんのことが起こりました。

大好きな近所のおばちゃんが入院していると知ったのですが、仕事が忙しいを理由にお見舞いに行くことができず、お葬式の時も親族以上に泣きじゃくりました。

大好きな人がいつなにが起こるか分かりません。後悔のないように、お互い今のひと時を楽しめるように、今後もご近所さんとの付き合いを大事にしていき、何かあったときは今度は私が支える立場になりたいです。

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