健康でありがとう

私の身体に

私は介護の仕事をしています。仕事の内容は、利用者様をトイレに連れて行ってあげたり、1人で食事ができない方にご飯を食べるお手伝いをしてあげたりしています。

人は歳をとると病気になったり、加齢とともに足腰が弱くなったり、少しの衝撃で骨が折れたりと体にさまざまなトラブルが出てきます。人の助けが必要になった方々を介護するうちにいろんなことに気づかせていただきます。

車椅子を押す時は歩けるって幸せなことなんだと気づきます。また普通食が食べられなくて、刻み食やミキサー食、胃瘻や、鼻からの栄養の注入等の介護をしている時は、好きなものが好きなだけ食べられることって幸せなんだなと気づきます。

また脳などの病気で失語症になられた方のお世話をする時は、しゃべれるって幸せなことなんだなと気づきます。また歩けない方をトイレにお連れするときや、おむつのお世話をするときに、自分のタイミングでトイレに行けるって幸せなんだなと感じます。

日常にたくさんの幸せが溢れているのに日々気づかずに過ごしているんだと思いました。出不精にならず目標を持って元気なうちに行ける範囲で行きたいところに行き、好きなものを食べ、会いたい人に会い、伝えたいことを素直に伝えていかなければいけないなと感じています。

さほどプロポーションが良くなくて体型が悪くても普通の体があることに心からありがとうと言いたいです。

お気に入りに入れる