- 06 夫・主人へのありがとう
- 2019.03.06
「ごめんね」よりも、「ありがとう」
大好きな夫へ
現在第一子妊娠5ヶ月、安定期とされる時期です。
妊活を始めて1年……待望の妊娠で本当に嬉しかったし、夫もとっても喜んでくれました。
ただ、つわりが始まった頃から、非常に情緒不安定な状態が続いていました。
吐き気や食欲不振はおさまっても、どうも心のバランスが取りづらい……。
ニコニコご機嫌でいたかと思えば、急に泣き出したり、怒り出したり。
その度に夫は「どうしたの?」と優しく声をかけてくれますが、自分でも理由は分かりません。
私自身何故こうなるのか分かっていないのに、夫にはもっと分かるわけがないですよね。
そんな時、夜中に突然涙が止まらなくなり、過呼吸を起こしたことがありました。
それに気が付いた夫は布団からガバッと起き出して、何十分もの間ずっと背中を撫でたり抱き締めたりして、私が落ち着くまで付き合ってくれました。
「明日も夫は仕事で朝早いのに。」「また迷惑をかけてしまっている。」……そう思って、私は何度も「ごめんね。」と謝り続けていました。
しかし、夫は「悲しいの?不安なの?いいんだよ、好きなだけ泣いて。大丈夫だよ。」と笑顔を見せてくれました。
翌日、何事もなかったかのようにいつも通り振る舞う夫に、またしても涙が溢れました。
だけどこれは昨晩とは違う、幸せな涙。
「ありがとう。」と言うと、夫は「え?何が?」とキョトン顔でした。
この一件以来、今のところ不思議なほど精神状態が安定しています。
仕事から帰ってきた夫を笑顔で迎え入れ、楽しく家事をこなせています。
夫はあまり大事件のようには思っていないようですが、私が一体どれほど救われたか、言葉で言い表せないほどです。
本当に、ありがとう。
頑張って元気な赤ちゃんを産むよ。
ずっとずーっと、大好きです。
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