生きていてくれて、待っていてくれてありがとう。

大好きなくーちゃんへ

まず最初に謝らせて。1年も家に帰らなくてごめんなさい。

この短いようで長い1年で私たちは大きく変わってしまった。あなたは犬だけど脳梗塞になってしまったから。帰ろうと思えば帰れたはずなのに、私は帰らなかった。本当に本当にごめんなさい。

私が帰った時うまく動かない体で、精一杯しっぽを振って喜んでくれたよね。ご飯もうまく食べられなくて、あんなにおデブってからかってたのに嘘みたいにガリガリ。本当だったら怒って噛み付いてもいいのに、受け入れてくれてありがとう。待っててくれてありがとう。

私たち人間は家族だけじゃなく友達とかたくさんの人と遊んだり話したりできて、存在していたことが誰かの記憶残る。でもあなたのことを愛して、記憶を残せるのは家族である私たちだけ。今思い返せば脳梗塞のサインを出してくれていたんだと思う。後悔したって仕方がないのだけれど、残された、限られた時間であなたをたくさん愛したい。

本当に本当に、生まれて来てくれて、うちに来てくれて、生きていてくれてありがとう。大好きだよ、くーちゃん。

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