- 05 姉妹・兄弟へのありがとう
- 2018.09.05
お姉ちゃんへ、かわいい妹より
お姉ちゃんへ
年の離れたお姉ちゃんはしっかり者で、いつも両親から頼られていましたね。
両親はどんなことも私よりも先にお姉ちゃんに相談するので、小さい頃は疎外感を感じていました。今考えれば年齢も違うし当然なんだけどね。別に仲間外れにされた訳じゃないのに、私はそこに割って入ることができず、平気なふりをして知らんぷりしていました。
お姉ちゃんはいつでも私のことも両親のことも考えてくれていましたね。今日は早く帰らないといけないよって私の手を引いてくれたり、ごはんは私が作るよって急に仕事に行くお母さんを見送ったり、当然のようにするお姉ちゃんはすごく大人に見えました。
卑屈な私は、そんなお姉ちゃんにきつく当たったり、わざと意地悪な言い方をして怒らせたり、今考えると子供っぽいことばかりしていたと思います。ごめんなさい。
大きくなり、地元に就職したお姉ちゃんとは対照的に、私は大学も一人暮らし、就職も遠くにしてしまったので、実家とはだんだんと疎遠になりました。両親の近くで堅実に働く姉を見て、私は自由にするんだって何だがお姉ちゃんに反発していたのかもしれません。
実家に連絡を入れない私に、お姉ちゃんはよく連絡をくれましたね。その当初は気づかなかったけど、両親との橋渡しもしてくれていたんだね。ありがとう。
今でもたまに帰ると、お姉ちゃんは駅まで迎えに行こうか?週末は一緒に美味しいもの食べに行こう!と、いつも声を掛けてくれますね。照れくさく思う反面、いつまでも変わらないお姉ちゃんは本当に尊敬しています。最近はやっとその感謝を素直に口に出せるようになりました。長かった反抗期みたいで恥ずかしいのだけれど。
お姉ちゃん、いつもありがとう。
これからもよろしく。これからは私にも頼ってほしいな。
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