- 09 友人・同僚へのありがとう
- 2019.01.25
私の欠点を教えてくれました
エマ
かつての友人へ
私が有難うと言いたかった人は、高校時代に仲良くしてもらった友人達でした。
私は昔人見知りが激しくて、中々友達が出来なかったのです。他の人のように芸能人に詳しく無くて、何を話して良いかが分からなかったのです。チャンネル権は父親にあったので、ドキュメンタリー番組ばかり観ていたからでした。
中々友達が出来ずに、高校生になってしまいました。高校生となってからようやく、友達と呼べる人が出来ました。友人宅に呼んでもらったりして、授業が終わった後の下校がとても楽しかったのです。好きなアーティストの歌を口ずさみながら、勉強教えたり教わったりして、楽しい日々を過ごしていました。
ところが修学旅行終わって三学期の試験前に、急に避けられるようになりました。その友人に理由を聞きました。遅刻して来る事、有難うとごめんなさいを言えない事、同じ話題が続く事でした。
私は今まできちんとした人間関係を作れなかったので、そんな基本的な事すら出来ていなかったのだと、その友人から教わりました。結局また気が弱くなってしまい、折角の友人達の輪に戻られずに、自ら友達を失ってしまいました。
そんな挫折を味わった今は、その方から教わった基本的な事を忘れず、誠実に人と向き合えるようになりました。もう会う事は無いだろうと思うけれども、無視せず理由を言ってくれたその方に、有難うと言いたいです。
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