同じ職場だった先輩へ

先輩へ

去年勤めていた職場を、病気が悪化したことにより退職しました。

入社した当時は健康だった為、特に問題なく仕事をこなせました。
しかし入社して6年目で大きな病気が見つかり、体調を崩すことが多くなり、欠勤日数が増えていきました。

その時にM先輩がよく私を助けてくれました。
私が欠勤した日に替わりに出勤してくれたり、本当に助かりました。
私が欠勤しても責めることなく、いつも私の体を気遣ってくれました。

私はM先輩に対し申し訳ない気持ちでいっぱいで、M先輩に恩返しのつもりで、M先輩の仕事をよく手伝ったりしていました。
M先輩に助けられているから、M先輩に今後何かあったら私が助けようっていつも思っていました。

しかしその恩返しをすることなく、私は退職しました。
日常生活もままならないくらい、病状が悪化してしまったのです。
そのことを報告したときも、先輩は最後まで私のことを気遣ってくださって涙が出てきました。
恩返し出来なくてごめんなさい。

そして今まで私を助けてくださって、どうもありがとうございました。
私がここまでこの仕事を続けられたのは、先輩のおかげです。
今は文章が打てるまで回復しました。
もうちょっと元気になったら、先輩の大好きなお菓子をもって改めてお礼に伺いたいと思います。

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