こんな私を認めてくれてありがとう。

キュウリ先輩へ

先輩は私が入部した時、とても驚いていましたね。
初めての会話が敬語であったのも今では懐かしい思い出です。
「だって、新入生代表挨拶をやった三編みの真面目そうな女の子が入部したんだもん。そりゃあ驚くよ。」
私はあなたの意外にも不真面目な性格に驚きましたよ。
でも、人一倍相手のことを考えている優しい先輩でしたね。

私達がなぜかキュウリと名付けて先輩のクラスの人もキュウリと先輩を呼ぶようになって「俺はキュウリじゃない！！」と叫んでいる姿、とても可愛かったです。

そして、先輩が部長、私が副部長になってからと言うもの部長としての仕事を私が奪ってしまいごめんなさい( ;´･ω･`)
正確にいうと先輩が仕事をしようとしないのが悪いんだよ。
…と言ってたのですが本当は先輩に助けてもらってばっかりだったね。
「しっかりしているように見えてたまに抜けているところがあるから心配になるよ…」と何度、言われて助けられたことか…
ありがとうって言いたかったけど恥ずかしくて言えなくていつも先輩にチョークを投げてました。
その度に先生から「ネギさんからキュウリ君に向けての愛情の裏返しだね～」とか言われて「ん、なわけないですよ。こいつに限ってそんな訳がない。」と答えた先輩、そんな訳なんですよ。

頼りないけど優しい先輩がいつも隣にいた為か新入生が「先輩(私)と部長さん(キュウリ先輩)っていつも一緒にいますけど付き合っているんですか？」と私に聞きに来ましたよ。
私は「付き合っているわけないでしょ。」と答えておきましたけどその後同じ質問をされてなんて先輩は答えたのかが未だに気になっています。

よく私が自分がネガティブ思考になって泣きそうになっている時におろおろしながらも「なにか心配事があるなら言いな。」とただ一人気づいて助けてくれて、「役立たずなんかじゃない。ネギがいなかったらこの部活は成り立っていないからね。」と私の存在を認めてくれてありがとう。

たくさんの楽しい思い出と黒歴史を一緒に作ってくれてありがとう。

「俺はこの部活を通して日本文化とかのよさに気づいて欲しいと思っている。」って熱い思いを語ってくれてありがとう。

先輩の友達が「最近、お前の部活楽しそうだよな。」って言ったとき「副部長が有能だから部活が良くなっているんだ❗」と自慢気に話してくれてありがとう。

たくさんありがとうって言わなきゃいけないのに言えなくてごめんなさい。

そんな先輩ももうそろそろ受験ですね。いま、勉強頑張っているんだろうなと思って書いています。
優しくて人を大切に出来る先輩なら明るい未来が待っています。
これからが楽しみです。
でも、私のことが忘れられてしまうかと思うと悲しくなります。
お茶会とか来てくださいね！
いつでもwelcome ですので‼

最後に、本人が見てないからこそ言えること。
今までありがとう。
ずっとずっと大好きです！！(///ω///)♪

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