- 06 夫・主人へのありがとう
- 2018.12.15
ありがとうございます。
いすず
夫へ
今朝、珍しくあなたはプリプリしていましたね。
喜怒哀楽が分かりにくいと社内では評判のあなたでしたが、出会ったときから「こんなにわかりやすい人、ほかにいる?」と思わず声に出して本人に言ってしまいました。
あなたの課の課長さんに「優秀だけど、感情の起伏がわからない」と言われてましたね。
うちの課の課長にも「すごく親切だけど、感情の起伏がいまいちつかみにくい」と言われていましたね。
私からすれば「そうですか?」と、返事をしていましたが。
「僕、わかりにくくないんですか?」と恐る恐る私に聞いてきたあなたはとても謙虚で恥ずかしがり屋さんの年下の先輩でした。
違う課で組んで行う仕事は、たいがい二人でしましたね。
そのたびに「僕と組んでくれてありがとう」って、小声で言ってくれるあなたが大好きでした。
私は、最後のほうは進んであなたと組んで仕事をしていました。
「先輩、どうしましょうか?」
そう聞くたびに、小声で恥ずかしそうに年上の後輩の私に指示をくれました。
結構な激務で、私が倒れて退職することになったときに唯一お見舞いに来てくださいましたね。
玄関まであなたをお見送りした時に
「結婚してください」って、ものすごく勇気を振り絞ったのか周りの人が振り向くくらい大声で言ってくれました。
嬉しかったです。
ありがとう。
いま、あなたと結婚して幸せです。
さて、プリプリのあなたのご機嫌をどうやって治しちゃおうか。
早く帰ってきてくださいね。
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