これからも見守ってね

まきちゃん、あなたが生きていたら小学校六年生ですね。お正月が近づくと特にあなたのことを思い出します。
2007年1月4日、ママは家でひどく出血し、救急車で病院に搬送されました。予定日は4月なのにもう帝王切開で出産しないとお腹の中で息絶えてしまうと言われ、あたふたしたまま出産。279グラムの小さい身体でこの世に産まれてきてくれたまきちゃん。名前もまだ決めてなくて、パパとママの一文字ずつをとって「真貴」と名付けました。まきちゃんは3日間一生懸命生きてくれました。パパが最期に駆け付けてくれたとき、一生懸命に心臓を動かして脈拍があがって最後の最後まで頑張ってくれたこと、今でも鮮明に覚えています。
あれから11年、パパとまきちゃんの３人のやんちゃな弟達と賑やかにやっているけれど、ふと、まきちゃんがいてくれたらなと思うときがあります。だってこの家に女はママ一人だからです。でも、まきちゃんはずっと側で私たちのことを見守ってくれているとママは思ってます。これからも頼りないママを、私たち家族をずっと見守っていてください。
まきちゃん、ママのところに産まれてきてくれてありがとう。

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