ありがとう

私には、何でもできるおねえちゃんがいます。
母のお姉さんの一人娘が、おねえちゃんです。

私が生まれてから、実家の都合で何度おねえちゃんのところへ預けられたでしょう。
2歳のころから30歳を超えて、私がお嫁に行くまでずっと続いていましたね。

小学校、中学校、高校、大学と、すべてを首席で卒業したおねえちゃんがいてくれたおかげで、留年すれすれの成績でもなんとか救ってもらっていました。

いつも、スーパーマンみたいに困っていると現れて助けてくれる。
お料理も家事もやりくりも完璧で、お嫁に行ってからでも助けに来てくれました。

恐ろしく厳しい言葉もポンポン飛んできますが、しっかりともう片方の手には甘いお菓子や遊び道具が握られていて、フォローがすごかったですね。
今日まで、その飴と鞭で私はなんとか支えられています。

私がお嫁に行った後も、「こういう時にはこういう季節のご挨拶」とさりげなくフォローを入れてくれてありがとう。
おかげでそつないお嫁さんをできています。

計画性があって、どうやったら切り抜けていけるのかヒントをちりばめてくれているのが助かります。
ちなみに、主人も「おねえさんすごーい」と目を輝かせて初対面の時からあこがれの眼差しでキラキラと感動していました。

すごく自慢のおねえちゃんです。
いつもありがとう！

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