そっと私のことを見守ってくれてありがとう

お父さん、若い時は反抗期もあって、辛く当たってしまって、ごめんね。
若い時には、強くて頼りがいのある父親像を理想としていたために、それとは逆のタイプのお父さんのことが、何だか嫌だったのです。
でもそんな私へも態度を変えずに、いつも穏やかで居てくれたよね。ありがとう。
年を重ねた今、お父さんの凄さが分かって、尊敬しています。
周りでどんな問題が起きても、お父さんはいつも周りの人たちのために動いているよね。しかもそれを自然にやっていて、アピールしないから凄いと思います。
仕事を定年退職した後にも、民生委員長として地域の人たちのために一生懸命に働いていたり、近所の子供たちのために朝の登校時に一緒に歩いたり、本当にすごいと思います。
そういう仕事があるから、なかなか一緒に旅行とか楽しい事が出来ないけど、お父さんが元気なうちは好きなことをして欲しいと思っています。
だんだん年を取ってきて、体の調子が良くない時もあるみたいだけど、好きなことをしながら体を動かして、どうか元気で長生きしてください。
まだまだ親孝行をしきれていないので、これから長生きして貰わないと困ります。
いつも穏やかで私のことを見守ってくれて、助けてくれてありがとう。
これからもよろしくね。

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