診察してくれてありがとう

診療所の先生へ

子供の熱というのは、夜に出てしまうことが多いですね。その時も、夜に突然発熱をしてしまい、困っていました。救急病院を受診しようと思ったのですが、車がなくタクシーがなかなかつかまらずに困っていたのです。

その時、近所の病院の明かりが見えたのです。ダメだとわかっていましたが、いてもたってもいられずにそのインターホンをおしてしまいました。その診療所は、診療所のとなりに、自宅があるのです。私は自宅から近いこともあり、ついインターホンを鳴らしてしまったのです。その時の時刻は20時です。

診療所の先生は、もう80歳ぐらいなのです。そのため、いつもだったら18時までに診療のところなんですね。その時、自分が何をしているのか、そんなことをしてはいけないと思ったものの、必死になりなんとか子供を助けたい一心でそんなことをしてしまったのです。

ところがその先生は、そんな私のわがままにも関わらず、診察をしてくれたのでした。そのことは一生忘れません。あの時は、ありがとうございました。

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