大切にするね

ひいおばあちゃんへ

私のひいおばあちゃんは、手先がとても器用な人でした。

お洋服も自分で作るし直すし、料理も上手、それにひいおばあちゃんの育てるお庭の花はとてもきれいに咲いていました。

私か高校生になった時、ひいおばあちゃんが
「これ、どうかね？」と、手渡してくれたものがありました。
手縫いの浴衣でした。

紺地にきれいなお花の柄の浴衣は、とてもきれいでした。

私のサイズに合わせて仕立ててくれ、着てみるとピッタリでした。

まるで、ひいおばあちゃんのお庭の花のようにきれいな柄の浴衣は、今でも私の大切なものです。

ワタシのことを思って仕立てくれて、本当にありがとう。

一生の宝です。

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