洗濯物を干すお母さんへ

お母さんへ

いつもお母さんは、雨の日だとがっかりします。

「今日も洗濯物が干せない」とため息をついて、部屋の窓から外を見ます。

共働きで、二人の子どもを育てながら、いつも家事をしっかりやってきたお母さん。特に、洗濯物に関しては強いこだわりがありました。

からっと晴れた日に、洗濯物がなびいて、太陽のにおいをたっぷり吸った衣類を込むのが好き…洗濯物が乾いた後のふかふかした衣類は、お母さんと共に私も大好きになりました。

雨の日はすぐに、気持ちが落ち込んでしまうお母さんに、洗濯物ばかりきにしても…と投げやりな気持ちになってしまうこともあります。

でも、わが家を支えてきてくれたお母さんが、今でも大事にしていることだと思うと、お母さんの気持ちが分かって、感謝の思いが湧いてきます。

お母さん、ありがとう。お母さんの大事にしてきたもので、私たちは作られています。これからも、洗濯母さん、よろしくね。

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