続けられたのもあなたのおかげです

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大親友へ

私は高校時代、剣道部に所属していました。

普通の公立高校で特に強くもなかったのですが、顧問の先生がものすごく厳しく、体罰は日常茶飯事でした。入部した当時は自分含め4人いましたが、みんな厳しさに耐えかねて2人やめていきました。そして残されたのが私と、感謝を言いたい大親友です。

ここでは大親友のことをAと呼びます。
Aとは高校で知り合い、すぐに気が合い仲良くなりました。剣道もお互い高め合い、仲がいい友達でありながら、ライバルでもありました。

ある時、顧問にひどく怒られ、心身ともに疲れ果てた私は部活をやめようかと悩んだことがありました。つらく、押しつぶされそうな感覚に陥っている時、Aが声をかけてくれました。「おれもお前がいたからここまで続けてこられた。だから最後までお前と剣道をしたい」と。

そんな臭いセリフ吐いて、思わずふたり顔を見合わせ笑っていました。その言葉に私はどれだけ救われたでしょうか。気持ちが軽くなり、続けていく覚悟ができました。

あまり仲が良すぎると逆になかなか感謝の言葉が言えないものです。高校卒業してからもずっと定期的に会っては笑いあっています。かけがえのない存在です。あの時、声をかけてくれたように、自分も感謝の言葉を口にして直接伝えなければならないと思います。

これからもよろしく!いつもありがとう!

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