いつも癒しをくれてありがとう。

我が家の愛犬へ

私が小さい頃からずっと一緒にいてくれた女の子。愛犬なっちゃん。

初めて会ったのは、なっちゃんのお母さんがあなたを産んですぐの時だったよね。
最初に見たときは「なんて小さくて可愛い子なんだろう！」って驚きました。
お母さんの元を離れて、私の家に来て、初めは怖くてぶるぶる震えていたけれど、すぐに慣れてたくさん遊んだよね。お散歩に行ったり、大好きなストッキングで引っ張りあいっこしたり、私がご飯を食べていると「自分も食べる！」と言わんばかりにワンワン吠えて、一緒にご飯を食べたよね。

とっても元気で、時にはわがままななっちゃん。でもとっても優しい女の子だったよね。
私が友達と喧嘩したり、学校で嫌なことがあって泣いて帰ってくると、尻尾を振りながら「どうしたの？」と顔を舐めて涙を拭いてくれたり、「元気出して！」とおもちゃで遊んでいる姿を見せてくれたり、
なっちゃんの励まそうとしてくれる姿を見て、私も気づいたら笑顔になってたり…
なっちゃんの行動には、心から癒されてました。

でも私が大人になるにつれて、家をあけることが多くなって、なっちゃんと一緒にいる時間が少なくなっちゃったよね。もっとなっちゃんとたくさん遊んで、たくさん「ありがとう、大好きだよ」って言えばよかったと、いつも後悔してしまいます。

だから、このお手紙がどうかなっちゃんに届くと信じて、伝えます。
なっちゃん！ありがとう、大好きだよ！

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