- 05 姉妹・兄弟へのありがとう
- 2018.09.16
ダメな私の代わりを引き受けてくれてありがとう
さゆ
妹へ
私には2つ年下の妹がいます。
幼いころから自由奔放で、両親のことを困らせてばかりの私とは正反対で、弟の面倒もよく見て、両親のことを1番に考えるような優しい子です。
長い長い反抗期で母を何度も泣かせた私を見て育ったからか、妹は一切反抗期というものがなく、母の悩みをいつも近くで聞いてあげていました。父が病気になっても、家を出て帰りもしない私に代わって、毎日看病してくれていました。
私が早くから家を出て県外に出たことを、ずっと両親は寂しがっていました。それを知っていた妹は、本当は県外に出て一人暮らしをするのが夢だったのに、我慢して地元に勤めてくれました。
ずっとずっと、不満を抱えていたと思います。私を恨んだこともあったと思います。それでも、そんなことを一言も口に出さずに、今まで家族のために一生懸命でした。
私も大人になって、やっと両親のことを考えられるようになりました。ときどきですが、実家に帰って親孝行をするようにもなりました。
そんな様子に安心したからと、妹が「やっと私も結婚できる」と言いました。
「この人と一緒になりたい」「だから家を出ていく」と、妹の初めてのわがままだったんじゃないかなと思います。
本当はもっと早くから一緒になりたかったんだと思います。それでも両親のことを考えると言い出せず、私が精神的にも大人になったことで、やっと自分の幸せを考えれるようになったんだと思います。
こんなダメな姉の代わりにしっかり者を貫いてくれて、本当にありがとう。これからは私が頑張るから、これからは旦那さんにいっぱいわがままいってください。
お気に入りに入れるスポンサーリンク
-
前の記事
日頃なかなか言えない感謝の気持ち 2018.09.16
-
次の記事
いつもありがとう 2018.09.16