背中さすってくれてありがとう

よくできた次男くんへ

くたくたに疲れるまで母親が家事に子育てに仕事にと頑張っても、「よくやったね」って誉め言葉をかけてくれる人はあまりいません。お母さんは”頑張れて当たり前””だってお母さんだから”っていつも言われます。

たくさんの世の中のお母さん方がずっと頑張ってこられたのだし、自分でも「その通りなんだけどね」と思ってはいるのですが、それでも別にスーパーマンなわけではないので時々無性に誉め言葉が欲しくなります。

ある日、睡眠不足がたたってくらくらしながらご飯を作ったあと、ちょっと横になって休んでた時、小学校低学年だったうちの次男君についポロッと「ちょっとママ、疲れちゃったかも」こぼしてしまいましたね。

すると次男君、きみは、そのとき流行ったアニメ映画の1シーンを再現してくれましたね。

私の背中をさすって「大丈夫、大丈夫」って言ってくれて。アニメの中ではお母さんが息子の背中をさすって励ますんだけど、これって親子逆なんだけど、って思いながら、すごくすごくうれしくて、力が湧きました。

大きくなった今でも、あの時のことは忘れられません。

小さなキミに力をもらったあの”大丈夫、大丈夫”をずっと心にしまって、これからも頑張ります。ホントにありがとうね。

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