いつも見守ってくれてありがとう

お父さんへ

私が初めて中南米に行きたいと言ったとき、本当に安全なのか、日本じゃだめなのか、もう一度考えてみたらどうだと言ってきたお父さんに、
「なんで分かってくれないの」
と思ったことを覚えています。

お母さんは昔からなんでもやってみたらということが口癖で今回の件もお母さんが後押しをしてきまりました。
その時、お父さんはなんと思っていたかは分からないけど、いざ中南米に来て、気づいたことがあります。それはお父さんの私に対する愛情です。

お母さんよりもこまめにくるなんの変鉄もない日常会話。日本から届いたお菓子や日本食の詰まった小包。どれもお母さんからではなくてお父さんからだったという事実になぜか驚きを抱いている私です。

昔、単身赴任をしていて一緒に過ごすことが少なかった分お父さんの愛情表現の仕方に気づかない部分があったけど、今ならはっきりとお母さんとおなじくらい、もしくはそれ以上に私を心配してくれていることが分かります。

それなのに、たまに返信を怠ることはあるし、お父さんにどう改めて感謝を伝えていいのか分からない、愛情表現の下手な娘でごめんなさい。いつも心配をかけてばかりでごめんね。

お父さん、いつも見守ってくれて本当にありがとう。

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