- 01 お母さんへのありがとう
- 2018.06.25
いつもいつまでも
母さんへ
今まで自分の親の事何も知らなかった。
学校を卒業後何も言わず就職の為に勝手に上京。
たまには連絡を取り合ってはいたが、実家にはほとんど帰らなかった。
そんな中、彼女と結婚になり挨拶くらいはして、結婚式は二人でしました。
その幸せも自分の夢と妻の幸せの在り方のすれ違いにより離婚に。
訳があって、自分の貯蓄では足りず母からお金を借りて和解する形でした。
この時、何も言わずにそれも相当な金額を、あなたがそこまでして離れたいならと渡してくれました。
行政書士のところにもすぐに行く予定があったので、仕事なのにすぐ用意してもらい感謝してます。
この時に、寡黙な母親の色々な事を聞くことになりました。
私の母も若い時に離婚していて、兄弟が私と弟がいるので、当たり前のように養育費を受け取っていると思っていました。
しかし、養育費は貰わずに今まで学校や塾、やりたいことをやらせて貰っていたので、今まで自由にやってきた自分が恥ずかしさや申し訳なさ、表現出来ないような複雑な心境になりました。
私に子どもは居ませんが、生活するのが大変であることにこの歳になって実感することが沢山あります。
母は仕事だったので、ほとんど学生の頃の会話はなく、自分は勝手に放置されているんだと思っていました。
その経験は、一人で何でも出来ることに繋がった代わりに、親の愛がないんだと思ってた頃もありました。
今まで苦労してきたんだなと、大人になって解るようになり、もっと早く気づいて楽させれば良かったと後悔もあります。
どんな時も、何も言わずとも無条件で私の味方をしてくれていた母親に感謝しています。
今後は、良くできなかった分、一生をかけて恩返ししていきたいと思います。
今までお疲れ様。そしてありがとう。
これからも迷惑はかけるけどよろしくね。
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