お母さんとしての自信を持たせてくれたあなたへ

娘へ

持病があり薬を飲んで生活をしていた私。
薬の影響から、妊娠は難しいかもとお医者さまから言われていました。
仕方がないと諦めつつも、やっぱり心のどこかでお母さんになりたかった。

ようやく諦める気持ちが整い出したころに、お腹に来てくれましたね。
初めて心拍を確認できた日は忘れもしません。
ぴこぴことかわいく点滅しているエコーでの心臓。
「やったぁ！」と心で叫びました。

持病のために大きな病院でリスク出産となりました。
私の心配とは裏腹に、どんどんお腹で成長してくれましたね。
私がご飯を食べたとき、お風呂に入っているときによくお腹でころころ動いていましたね。

お腹から出てきたあなたはやっぱり食いしん坊で、お風呂が大好きです。

私はまだまだ自分がお母さんになった自信をいまいち持てません。

けれども、私の姿が見えないと泣き、私が隣にいるだけで安心して寝てくれ、力強く私の指を握り、にっこりしてくれるあなた。
あなたの態度で、私はお母さんとしての自信がついていくのです。

頼りないお母さんだけれど、必ずあなたを守り幸せにします。
生まれてきてくれて本当にありがとう。

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