ごく普通の事が幸せだったと気付いた日

大好きなお母さんへ

36年前私が生まれてからずっと、お母さんは何不自由なく私を育ててくれたね。
仕事をしながらでも手を抜く事なく仕事と家庭を両立させて、休みの日にはいつもどこかに連れて行ってくれました。

その時の私はそれがどんなに凄い事でどんなに幸せな事であるか分かっていなくて、ごく普通の事だと思っていました。
それにお母さんはどんなに忙しくても「お手伝いして。」なんてあまり言わなかったし、言われないから私も何も手伝いする事もしなかった。
もし言われていたとしても多分「嫌だ。」と言っていたことでしょうね。
いつも優しいお母さんで頑張り屋なお母さん。でも常識外れな事をした時はきちんと叱ってくれていたお母さん。

今現在、私も母となり今年で６年が経ちます。
6年が経とうとしているのに、まだまだ子育てだけで精一杯の日々が続いています。
だからこそ「お母さんってこんなに凄い人だったのか！」と思い知らされました。
ごく普通の事がどんなに難しい事なのか改めて感じている日々です。

なかなか恥ずかしくて言えないけれど、本当に今の幸せな人生があるのはお母さんのおかげだと思います。
本当にありがとう。

お気に入りに入れる