優しい言葉に救われました、ありがとう。

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看護師さんへ

お正月まで元気だった主人の母が、2月の初めに電話で突然つじつまの合わないことを言い始めたため、これはおかしいと思って電話を切ってすぐに、必要最低限の物だけ持って主人の実家まで車を走らせました。

家に着いた時の母の様子はいつもと変わらず元気だったし、会話も普通に成り立っていたので、思い過ごしだったのかもしれないと思いましたが、念のために脳神経外科に連れて行くことにしたんです。

知能検査やMRIで脳の検査をした結果、母は軽い脳梗塞を患っていることがわかり、飲み薬と2週間毎日病院に通って点滴をしながら治療することになりました。通院中、主人の両親の生活をサポートするため、私はそのまま自分の家に帰らず主人の実家で一緒に生活することにしたのです。

通院を続けていれば少しずつ症状も良くなると信じていましたが、日を追うごとに母は感情のコントロールができなくなっていきました。脳梗塞がきっかけで鬱状態になり始めていたのです。

先生の勧めもあり精神科を受診したところ即入院となり、入院先から点滴のため脳神経外科にも通うことになりました。母は入院をかなり嫌がり、帰りたいと泣き叫んでいましたが、治療のためには入院という選択肢しかなく、罪悪感やら何やら複雑な思いに駆られていたのです。

そんな時、声を掛けてくれたのは脳神経外科の看護師さんでした。
「自分一人で抱え込まなくていいのよ。家にずっと帰ってないんでしょ?頼れるところは頼っていいんだから。」
そう優しく言葉をかけてくれたのです。本当に救われた思いがして、涙が止まらなくなってしまいました。

あの看護師さんの言葉が無ければ、前を向くことができなかったと思います。
優しい言葉に救われました。ありがとうございました。

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