お祝いの言葉をありがとう

たかえつへ

我が子もやっと高校受験を終えました。
始めても子だし、本当に不安が大きく、親である私のほうがオロオロしてしまう始末でした。
そして、同じく第一子を持つ、たかえつサン。
我が子と異なり、とても優秀なお子さんをお持ちです。
双方の子供たちは、赤ん坊のころから一緒に遊んで育ちました。
同じ幼稚園、小学校、中学校。
そして、中学最後の年は同じクラスで過ごしたのです。
小さい頃から一緒だと、どうしても周囲が比べてしまいます。
「たかえつサンのお宅は優秀だから」
そんな言葉がいつも耳に入り、羨ましく感じていました。
たまには、僻んだことも。
でも、子供たちは淡々と友情を育んでいました。
だから、お互いの高校合格の一報には、各々が我がことのように喜んだのです。
その姿を目の当たりにして、自分の親としての、また人間としての器の小ささに恥ずかしさを感じました。
頑張っているのは子供たち。
親ではありません。
それなのに、「あのお宅は優秀だから」と勝手に僻んで、本当にくだらない感情を抱いたものです。
しかも、たかえつサンは合格後に初めて出会ったときに「えじママちゃんちも頑張ったね。うちも頑張ったよ」と気持ちよく言ってくれました。
そうなんですよね、頑張った子供たちを手放しで褒めればいいだけ。
いままで、うわべだけ、挨拶だけの間柄でしたが、これからも子供を通して縁が続くような気がします。
もちろん、私はその縁を大切にしたいと強く願っています。
ひとまず、心からのお祝いの言葉に感謝です。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。

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