和解からの「特別なありがとう」を。

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会社の元上司へ

突然ですが、私はあなたのことがもとはそんなに好きではありませんでした。

私が今の会社に転職してから、ずっと上司としていてくださったT先輩は、いつも笑顔で、会社の人からも頼りにされていました。

私があなたの存在が大きく感じてきたのは、部署の一番トップが退任した時、T先輩が後任として昇格したときだったと思います。

最初はお仕事自体、何をされているかもわからなかったのですが、部署のトップになった途端、先輩の発言力はもちろん傾聴力と統率力が発揮されていました。

私は、とても驚き、そして素晴らしいと思いました。
と同時に、落胆する出来事がありました。

先輩の人間関係の一部にすこし歪みがあったとき、私はすごくあなたに嫌悪感をいだきました。
そのことを伝えたとき、あなたは弁面と同時に私への後輩愛も伝えてくれました。

私はそのときから、嫌いな感覚が払拭されたのかもしれませんね。

もとから先輩とは、読書のお話でよく盛り上がりました。
先輩はとてもよく本を読まれる方でしたね。

先輩が退職されるとき、本をプレゼントしてもらいました。
私と先輩が敬愛というワードで共通する方の本でした。

いまでも私の宝物です。

尊敬と、嫌悪と、衝突と、和解と、夢という繋がりでいた先輩へ、あらためてこの言葉を伝えます。

本当に、ありがとうございます。

私という存在を認めてくださり、真正面に向き合ってくださり、ありがとうございました。

今、どうしていますか?

私も、先輩のように夢を持って、今から外の世界に飛び出ます。

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