平社員の私にも優しく接してくれてありがとう

元の職場の上司へ

私が以前、働いていた会社には上品な感じの社長が居ました。その社長はあまり表に出て指示を出すと言うよりは、何か重要なことが起こったり、会社にとって大きなイベントがある時にだけ表に出て来るという感じの方でした。
そして何か問題が解決したり、大きなイベントが終わった時には、社員に労いの言葉をかけてくれました。そして私と同僚を何度かランチに連れて行ってくれたこともあります。その社長さんはぜんぜん偉ぶったところが無くて、私達平社員に対しても優しい態度で接してくれる方でした。ですから一緒にランチに行っても、割と気楽に話すことが出来て楽しむことが出来ました。
また私は社長や常務に毎朝、コーヒーを作って持って行く担当になっていたのですが、社長の部屋にコーヒーを持って行くと、いつも笑顔でお礼を言ってくれました。そしてちょっとした会話をすることもありました。そんな時にも社長はいつも笑顔で優しく接してくれました。
私が以前、働いていた会社の社長さん、あなたは平社員の私に対してもいつも優しく笑顔で接してくれましたよね。最初、あなたの部屋にコーヒーを持って行った時には、とても緊張していた私でしたが、あなたが優しく笑顔で迎え入れてくれたお陰で緊張がほぐれました。そして毎朝、あなたの部屋にコーヒーを持って行くのが楽しみになりました。たまにちょっとした会話をすることもありましたよね。あなたは若かった私にも話を合わせてくれましたね。
また何度か私と同僚をランチに連れて行ってくれたこともありましたね。美味しい食事を一緒に摂りながら、何気ない会話をすることが出来て楽しかったです。
年もずいぶんと離れていて、しかもただの平社員の私にいつも優しく、丁寧に接してくれてありがとうございました。お陰で私は仕事を頑張ることが出来ました。本当にありがとう。

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