ずっと素直になれないけど、いつもありがとう

ママとパパ

二人と一緒に住んでいたのは高校卒業するまでだったね。
18年間、その当時はとてもとても長く感じたけれど
振り返ってみるとあっという間だった気もします。

大学は県外のところに通うから一人暮らしをするというのも
突然決めました。
ママは最初反対したけど、最後はパパが私の背中を押してくれて
最後は納得してくれたよね。
突然の決断に戸惑ったかもしれないけれど、悩んでくれて
私の決めたことを受け入れてくれたことが嬉しかった。

一緒に住んでいれば毎日顔を合わせてはくだらないことで
喧嘩したこともあったよね。
そんな毎日が辛くて仕方なかったときも正直ありましたが
二人はどう感じ取っていたのか、今では気になります。
私と同じような気持ちを抱かせてしまっていたらと考えると
未だに悲しくなることもあります。

当時は幼く、反抗的だった私を見捨てることなく
毎日お弁当を作ってくれたり、洗濯も積極的にしてくれたママ。
恥ずかしながら、一人暮らしをしてからその偉大さに気付かされました。
パパも、朝は私のローファーを磨いてくれて、制服のメンテナンスもしてくれて
私が出る前には仕事に出かけ、夜遅くまで頑張って働いてくれていたよね。
料理以外の家事も、仕事が忙しくなければ積極的にしてくれるパパ。
そういう人は他にもいるかもしれないけど、私の身だしなみに関しても
気遣ってくれる人はそうそういないことに最近気づきました。

二人の悪いところもたくさん知っていますが
それ以上に素晴らしいところもたくさん知っているつもりです。
感謝の気持ちを本当は直接言えるようになりたいけど、
もう少し時間はかかりそうです。ごめんね、もう少し待っててください。
いつも本当にありがとう。

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