わたしの母親代わりのおばさん

カヨちゃんへ

わたしにとって、というか人には母親はとても特別なものだと思う。
もう親がいなくても生きていける年齢の人にも、母親が亡くなることはすごく大きな出来事だ。

わたしの母親が死んだのは、わたしが18歳の時。
大学に入ったしもう一人暮らししてたし、悲しいしショックとはいえある程度大丈夫かなと思ってた。

でも、何かあるたび、母親がいないのは辛かった。
帰省するにも母親がいないのに帰るのつまらないし、なんかあっても相談できない。
それは結婚する時もそう、子どもができたときも頼れる母親がいないって辛かった。

そんなわたしを気にかけて、いつも話を聞いてくれたのは父親の妹のかよちゃん。
わたしは父親が好きだけど、男親には言えないことってたくさんあるから、助かったよ。

身内でないと頼れないことだってあるし、母親の代わりに色々と私たち姉妹を気にかけてくれていたのはありがたいと思ってる。
母親の代わりはいないけど、母親と同じくらい大切だよ。ありがとう

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