- 13 その他のありがとう
- 2019.08.25
ぬいぐるみに、ありがとう
大好きな『ぬいぐるみ』へ
子供の頃から、ぬいぐるみが大好きな私。
ぬいぐるみに囲まれて、ぬいぐるみと遊んで育ってきました。
大学一年の頃、彼氏にプレゼントされたあざらしのぬいぐるみ。
その子に、ありがとうを伝えたいです。
ふわふわで抱っこするのにちょうどいい大きさのその子は、
その日から私とずっと一緒。
いつもそばに置いて、抱っこして、寝るときはベッドに連れて行って一緒に寝る。
名前をつけて、とってもかわいがっていました。
ぬいぐるみって不思議なもので、自分が楽しいときはその子も楽しんでいるように思えるし、悲しいときはその子も悲しそうに見えるのです。
私が落ち込んで泣いているとき、苦しんでいるとき、その子はそっとそばにいてくれた。
悲しそうな顔をしているように思えました。泣かないでって言っているような。
もちろん、私の勝手な思い込みだってわかっていましたが、それでもうれしかった。その子の存在が心強くて、抱っこしているととても落ち着きました。
心の安定剤のような存在だったのです。
抱っこし続けて、早10年にもなります。
今じゃしわしわで、当時のふっくら具合はなくなってきています。
洗っても取れない汚れもあるけれど、でも変わらずその子はとってもかわいい顔でそばにいてくれます。
当時、この子をプレゼントしてくれた彼氏は今や私の主人になりました。
主人との結婚式、会場にはもちろんこの子を連れて行きました。
飾り付けておしゃれにして、ウェルカムボードの隣に並んでもらいました。
大事な人生のイベントに、この子も参加させたくて。主人も喜んで協力してくれました。
この子の存在にどれだけ救われたか。
たかがぬいぐるみ、大人なのにぬいぐるみなんて、そんなふうに言われることもあります。
でも、私にとっては大事な、かけがえのない子。
どんなにしおしおになっても汚れても、他人から何を言われても、これからもずっと抱っこし続けます。
ずーっと、そばにいてもらいます。
ありがとう。
きみがいない日々なんて考えられないくらい、大切な存在だよ。
いつも一緒にいてくれて、ありがとう。
これからもずっと、一緒だよ。
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