いつもそばにいてくれたおばあちゃんへ、ありがとう

おばあちゃんへ

今年でもう86歳になるおばあちゃん。
私が子供のとき、仕事が忙しいお母さんに代わって私を育ててくれました。
いつも優しく、時には厳しく、いつもそばにいてくれた。
私にとってはおばあちゃんがお母さんのような存在でした。

おばあちゃんが作ってくれるご飯はとてもおいしくて、毎日の夕飯が楽しみでした。
正月のおせちも手作りで、郷土料理のお菓子をよく作ってくれて、主人に羨ましがられる度になんだか自分が褒められているような気がして誇らしく思っていました。
今では年を重ねて味覚がわからなくなってきたと言っていますが、料理のおいしさはずっと変わっていませんよ。早く、おばあちゃんの味を受け継がなくちゃ。
料理を教えてもらわなくちゃと思っているのに、私ときたら忙しくて全然帰省できず、顔を見せることすら殆どできなくなってしまいました。

いつだったか、三人兄妹の中で私が一番大切だと言ってくれたことがありましたね。
自己肯定感の低い私は、その言葉にどれだけ救われたか。
こんな私を好きでいてくれて、大切にしてくれたおばあちゃん。
本当にうれしかった。

主人が結婚の挨拶をするために私の実家に行ったとき、主人の言葉に涙してくれました。
私ももらい泣きしてしまいそうでした。
おばあちゃんを私の結婚式に招待し、花嫁姿を見せることができて本当によかった。
これで一安心でしょうか。そう思ってくれていたらいいな。

今までのおばあちゃんに対する感謝はしてもしきれません。
こんな私を愛してくれて、育ててくれて、本当にありがとう。
この気持ちを、今度は私がおばあちゃんへ伝えていかなければいけませんね。
今度、実家に帰省しようと思っています。
そのときはいつものようにおばあちゃんのマシンガントークを聴かせて下さい。
それから、おばあちゃんが作るおいしい料理のレシピを教えて下さい。

そして何より、これからもずっとずっと、健康で長生きして下さい。
私が今までの感謝の気持ちを行動にするには、まだまだ時間が必要なんです。
直接はなかなか言えない気持ち。この場を借りてたくさん言います。
本当にありがとう。
優しいおばあちゃんに育ててもらった私は幸せ者です。
ありがとう。おばあちゃんがいてくれて、本当に本当によかった。
体に気をつけてね。ずっと元気でいてね。
おばあちゃん、大好きです。
ありがとう。

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