今の幸せがあるのはご先祖さまのお陰です。

おじいちゃん、おばあちゃんへ

つい先日のことですが、迎え盆のため母方の祖父母の眠るお墓に行ってきました。

結婚して遠方に嫁いでしまったので、なかなか来られませんでしたが、私に子供が生まれたということもあり、今年は何としても祖父母のお墓参りに行きたいと思っていました。

特に祖父は無口な人で、あまり会話をした記憶はありませんし、幼心ながらに怖い存在でした。私が中学生の時に病気で亡くなってしまいました。

祖父は戦争を経験し出兵もしましたが、そのことを孫の私たちが直接話しを聞くことはありませんでした。

後から祖母が語ってくれましたが「戦争が長引いていたら、おじいちゃんもどうなっていたか分からなかったよ。おじいちゃんが無事じゃなかったら、お前のお母さんも生まれていないしお前もここにはいなかったんだよ。」と聞きましたがその頃はまだ私も幼く、大切な話しだということが良く分っていませんでした。

こうして自分にも子供ができ、その子と一緒に祖父母の墓前に手を合わせていると、人生は紙一重でこうして生きているのも奇跡なのだと思います。

戦争から無事に戻ってきてくれた祖父にももちろん感謝ですし、戦後の大変な時に母たち五人兄弟を育ててくれた祖母にもとても感謝しています。

普段は当たり前のように暮らしていますが、お盆の時くらいはこうして祖父母に思いを馳せ、自分の子供と一緒にご先祖さまに感謝をしたいと思います

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