家で仕事をさせてくれてありがとう

元の職場の上司へ

私が少し前まで働いていた職場の直属の上司への「ありがとう」を伝えたいと思います。

私はその上司と彼がまとめているグループのアシスタント役として働いていました。そしてその上司とグループ内の同僚たちとは、とても良い人間関係を保ちながら働くことが出来ていました。まず、そのように良い環境で働くことが出来ていたことに感謝しています。

そういう素晴らしい職場の環境を作ってくれていたのは直属の上司ですから、それに対しても「ありがとう」と伝えたいです。

そしてまた別の件でも感謝の言葉を言いたいです。私と主人が長年、飼って、自分たちの子供のように可愛がっていた愛犬が、老化などからまったく動くことが出来なくなってしまいました。私はその愛犬のことが心配で心配で、仕事が手につかなくなってしまいました。

そしてそのことを上司に相談したところ、上司は私に「家で仕事をしなさい」と言ってくれたのです。その言葉はとても有難くて、私はその言葉に甘えて、家で仕事をさせてもらうことにしました。

オフィスの私のデスクにある電話を携帯電話に転送するように設定して、ノートパソコンを使ってメールのチェックをこまめにして、仕事で必要な処理もパソコンを使ってしました。

幸い、その職場で使っているシステムにはリモートでもアクセスする仕組みがありましたので、それを使って家で仕事をさせて貰いました。職場で働く以上に家でも仕事をしましたが、それでも私が働いている横に愛犬がいることによって、安心して仕事をすることが出来ました。

そして愛犬の状態をチェックすることが出来ましたし、愛犬の様子がおかしい時にはさすってあげたり、話しかけることも出来ました。お陰で愛犬は少しずつ回復して行ってくれて、それから2カ月ほど生き延びてくれました。

愛犬の状態が少し回復してからは動物病院に預かって貰って、ちゃんと職場に出勤して仕事をしました。でも愛犬が一番、辛そうな状態の時に傍にいてあげることが出来て、本当に良かったです。

少し前まで働いていた職場の上司、あなたは私の上司が弱っていた時に私に家で仕事をさせてくれました。それは本当に有難いことでしたし、お陰で愛犬は少し回復して行って2カ月も長く生きてくれました。

もしあの時に、愛犬を一人で家に残して仕事をしていたら、私は愛犬のことが心配で仕事が手に着かなかったと思いますし、愛犬ももしかしたらすぐに天国に逝ってしまっていたかもしれません。

あなたが私を家で仕事をさせて下さったお陰で、私は愛犬と一緒に最後の時間を過ごすことが出来ました。その時間はとても貴重で、愛犬が天国に逝ってしまった後もずっと覚えています。そして愛犬が居なくなった後にも仕事を頑張ることが出来ました。

あなたの下で仕事をすることが出来たことを本当に感謝しています。本当にありがとうございます。きっと愛犬も感謝していると思います。

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