我が家に笑顔を届けてくれる存在

夫のいとこへ

私がありがとうと伝えたいのは、夫のいとこです。彼はたいへん明るい男性で、我が家の保育園児と小学校低学年の息子たちと全力で無邪気に遊んでくれます。

本来なら私と夫がおもいっきり遊んであげるべきなのですが、そうできない状態になってしまったからです。

昨年、夫が車で通勤中に赤信号で停車していたところ、よそ見をしていた車がブレーキをかけることなく夫の車につっこみました。

夫は救急車で病院に運ばれましたが、数日の入院で通常の生活に戻ることになりました。しかし完全に体が治ったわけではありませんでした。長時間仕事をしたり、天気の変化があったりすると夫はひどい頭痛や吐き気、腰痛に悩まされるようになりました。

おまけにそんな夫を支えようとしていた私に、早めの更年期障害の症状が訪れました。

いとこは体調の悪い私たち夫婦を見かねて、ちょくちょく訪ねてくるようになったのです。けっして「子供たちのお世話してあげる」というスタンスはとりません。うちの子供たちと同じ戦隊ものの番組が好きだからと言って、趣味仲間に合うという言い方で訪ねてくるのです。

暗くなりがたちな我が家に明るい笑顔をもたらしてくれるいとこの存在に、今は感謝しかありません。

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