いつもたくさんの愛をありがとう

私のお父さんへ

私は、お父さんが大好きです。お父さんはいつもニコニコしていて、穏やかで、小さい頃から私は、お父さんの笑顔が大好きでした。

私が小学校のうんていから落ちて病院に行った時、お父さんはとても慌てて診察室に入ってきました。私がお父さんの穏やかでない姿を初めて見た時でした。

お父さんは、あまりたくさんの事を話さなかったので、私は色んな事を話したよね。いつもそんな私の話を、うんうん、と一生懸命聞いてくれました。私が、悩んでいると、そっと手も差し伸べてくれたよね。

私が、大学に入学し、一人暮らしを始めた時も、静かに引っ越しを手伝ってくれ、お父さんが帰るときに言ってくれた「心しなさい」という言葉は、今でも大切な時には必ず思い出します。

私が、結婚を決めた時も、彼の手を両手で持ち、「どうかどうかよろしくお願いします」と私の幸せを大切に願ってくれたお父さん。私は、いつもお父さんのたくさんの愛に包まれて、応援されて、守られて育ってきました。

あまり、話さないお父さんだけど、お母さんが、「お父さんは、いつもあなたの様子を聞いてくる、そんなに心配なら自分で聞いたら？と言うのよ」と言っています。お父さん、昔も今も、いつもありがとう。

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