そこにいてくれてありがとう

もういない猫達へ

何年か前にいなくなった子達へ。
いつも一緒にいてくれてありがとう。二匹とも最後は病気で苦しそうにいってしまったけれど、ずっと楽しい時間を過ごさせてくれました。
本当にありがとう。

どちらも捨てられた子で決して仲良しではなかったけれど、どちらかがいなかったり具合が悪かったりすると心配そうにしていましたね。
ずっと室内飼いだったから、先にいってしまった子のなきがらを外に出した時に、残っていたあの子が「おねえちゃんをどこへ連れて行くの！」という顔で止めようとしたことを今でも覚えています。

今でも思い出すと泣きそうになるけど、最後まで自分を慕ってくれて、最後まで自分を好きでいてくれました。
あなた達に私はずいぶん助けられて、ひどい状態だったけれどなんとか立ち上がることができました。
今はまた別な子達がいます。片方はずっと大事にされてきて何も疑わず、片方は生まれて少したってからひどい目にあって捨てられた子です。

あなた達を忘れてしまうかと思ったけれど、そんなことは全くありませんでした。
むしろ事あるごとにあなた達を思い出します。あなた達がいたからこの子達も大事にできるんだな、そうも思います。

ありがとう。ずっと忘れません。

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