心配ばかりかける娘でごめんね、ありがとう。

お母さんへ

お母さん、いつも心配と迷惑をかけてごめんなさい。

私が高校卒業と同時に大学進学のため家から出る、という話をしたときも決して反対せず「あんたが決めたなら」と応援してくれました。
勉強でぴりぴりしていた時期、塾の迎えにきてくれてそのまま台所に向かったお母さん。きっと家に出る直前まで温めてくれていた豚汁がすぐに出てきて、とても嬉しく思ったのを覚えています。今でもずっと忘れてないよ。

大学を卒業しても家には帰らず、今度は東京で一人暮らしを始めても必要以上の連絡はせずにたまに連絡をくれましたね。でも、私が困ったときに連絡をするとすぐにアドバイスをくれました。私が多くを語らないのは心配をかけたくないからだってわかってくれていると最近知りました。

今の彼との同棲を始めるとき、本当に急に連絡をしたのでちょっと呆れていましたね。私が浮いた話のひとつもしないから、びっくりさせちゃったね。

今度、私が母になります。
妊娠の連絡をしたときにも喜びよりびっくりさせているなぁと申し訳ない気持ちになりました。

お母さん、今までありがとう。お母さんみたいな母になれるように頑張ります。
お母さんも孫をかわいがってくれると嬉しいです。
これからも元気でいてね。大好きです。

お気に入りに入れる