不妊治療を支えてくれた夫へ感謝

旦那さんへ

結婚して10年近くになります。
ずっと子供が欲しくて不妊治療をしてきましたが、とうとう授かること無く不妊治療を終えることにしました。

こちらのサイトで良く見かける、生まれてきてくれたお子さんに対する感謝の手紙を拝読し、心温まりながらも大変羨ましく、時には涙も流したりしました。

いまでも子供が出来なかったことは残念で、悲しいです。
でもいつまでも下を向いて歩くわけにはいきません。

私が感謝したい相手は、そんな私と一緒に治療をがんばってくれ、私を支えてくれた夫です。

仕事が忙しい中、必要とあらば休みを取って病院にも来てくれ、治療に関してもイヤな顔みせずに対応してくれた夫。

夫も私と同じように子供が欲しかったと思いますが、私が悲しむので「二人の生活もいいと思うよ！」といつも元気づけてくれていました。

不妊治療を終える最後の日。
受精が確認出来なかった日を最後にしました。

その日、夫は有給を取ってくれていたので、病院で残念な結果を聞いたあと、二人で高いステーキ屋さんへ行き美味しいものを食べ、大型アウトレットに行き色々買い物をして・・・と、泣きたい気持ちを抑えて二人で散財しました。
けれど夜はやはり悲しくて、布団の中で泣いてしまいましたが、夫がぎゅっと抱きしめてくれました。その日のことは一生忘れないと思います。

子供がいない分、私は夫が、夫は私が頼りなので、夫婦仲良くあまりケンカもせずに平温に暮らしています。

無い物ねだりはせずに、私が辛いときに支えてくれた夫を大事にしていこうと、改めて思ったので、こちらに書かせていただきました。

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