頼ってくれてくれてありがとう

子育てを頑張る友人へ

数少ない私の友人。
あなたから連絡をもらったのは2年前の9月。
私が海外から帰ってきて、新しい仕事を探そうかなとボォーっと考えている頃でした。

久しぶり、何年ぶりかというその連絡で、あなたは妊娠に対してとても不安だと打ち明けていましたね。

正直、驚きました。だって、何年も連絡を取っていなかった私にそんな大事な悩みを相談してくるなんて思わないでしょう。

だから、その月になんとかあなたに会わなくちゃと思って、そして公園で散歩しながら何時間も話しましたね。

もちろん、疑問も打ち明けた気がします。

なんで、相談相手が私だったのかと。

そしたら、あなたは淡々と教えてくれましたね。

私なら、話をちゃんと聞いてくれると思ったと、私ならあなたの意見も含めて自分の意見も答えてくれる人だからと。

その言葉を聞いたときに、私はあなたとは多く関わってこなかったように思うのに、そんなふうに私を見てくれていたんだと知りました。

そして、その時になって私は私の中のぼんやりから自分を見いだせた思いがして、そうして私は新しい仕事に恵まれることにもなりました。

あなたが私を信じて相談してきてくれたから、私は私の知らない自分を見つけるきっかけになりました。

不思議ですね。

私たちの間には、きっと不思議な縁と力があるような気がします。

会うたびに「ありがとう」っていうのですが、そんな不思議な縁と力を持つ友人に友人の知らないところでも「ありがとう」を伝えてみました。

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