長年近所に住んでいたまこちゃん大好きです

母の従姉妹のまこちゃんへ

まこちゃん(仮名)は私の母の従姉妹です。
私の実のおばさんではありませんが、小さい頃からとてもフレンドリーに話し掛けてくれたりして可愛がってもらえました。

まこちゃん一家は長く団地に住んでいました。
私も同じ団地に住んでいた時期もあり、その後その近くに家を買ったのでずっと長くご近所さんでした。

ご近所とは言っても頻繁に会っていたわけではなくたまに会う程度でしたが、たまに会うと明るく声を掛けて来てくれて、まこちゃんは会うだけで元気になれるおばちゃんなので私はまこちゃんに会えるのが凄く楽しみでした。

小学生の頃は下校中に車に乗せて送ってくれたことが何度かあったよね。
私は体力がなかったから本当に助かっていました。
あの時は本当にありがとう。

そしてまこちゃんの家ではペットを飼っていた時期もあったよね。
可愛いペットたちを見せてくれてありがとう。

いつも明るいまこちゃんだけど、本当は仕事で色々苦労をしているんだよね。
そして実の父を自殺で亡くされるという悲しい経験もしていた時も、そんな時も明るく接してくれて凄いと思ったよ。
まこちゃんの実のお母さんが認知症で寝たきりになった末亡くなった時も、まこちゃんは明るかったよね。

「良かったら写真撮りな！」

なんて言ってくれて、祭壇をバックに写真を撮らせてくれたよね。
あんな明るいお葬式ははじめてでした(笑)。

長年近所に住んでいたまこちゃんたちが、先日息子さん家族と同居をする為に市内だけど遠くに引っ越してしまいました。
正直凄く悲しいし心配です。
なぜならそこは震災の時に津波で浸水したエリアだからです。

これからまこちゃんには更に会う機会が減ってしまうと思うけど、いつまでも明るい笑顔のまこちゃんでいてね。

大好きなまこちゃん、明るい笑顔を振りまいてくれてありがとう。

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