いじめっ子から改心してくれてありがとう

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いじめっ子だっただいくんへ

小学1・2年生の頃のクライメイトのだいくん(仮名)。
私は障害を抱えながらも普通の小学校に入学しました。
だからよくいじめられたりバカにされたりすることが多かったのですが、特にこのだいくんという子のいじめ方が嫌で仕方ありませんでした。
席が近くになってしまった時は苦痛で仕方ありませんでした。
多分バカにされたことで悔しくて泣いたりしたこともあったと思います。
だいくんがいるから学校に行くのが嫌だったし、いなくなってくれたらいいのにとも思いました。

小学3年生以降は大嫌いだっただいくんと再び同じクラスになることはなかったので、いじめられることもなくなりました。

小学5年生くらいの頃だったでしょうか。
驚くべき出来事がありました。

私は昇降口の掃除を担当していたのですが、筋力を使う作業が苦手です。
そのことをだいくんが知っていたのか、本当は私がやらなきゃならない玄関マットの畳み方を無言で手伝ってくれたのです。
私をいじめていたあのだいくんが無言で手助け出来るまでに成長していたなんて、一体何があったんだ?と思いましたが凄く助かり嬉しかったです。
1回切りではなく、掃除の時は毎回だいくんがマットを畳んでくれてその間に私が掃き掃除などをしていました。
人って変わるものだなと思いました。

中学になるとだいくんと同じクラスになり、たまたま同じクラブに入りました。
そのクラブが非常に人気のないクラブで、メンバーはなんとたった3人。
それも全員私のクラスのメンバーでした。

低学年の頃にいじめてていなくなって欲しいとまで思っていただいくんが気が利く人になってクラブでは一緒に楽しむことが出来るようになったことが信じられないです。

きっと今頃は優しいお父さんになってるんじゃないかな。

だいくん、親切にしてくれてありがとう。
悪い子から良い子に改心してくれてありがとう。

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